雨宮慶太監督「一番面白い『牙狼<GARO>』ができた」と新シリーズに自信!
2014年3月24日 14:50

[映画.com ニュース] 4月から放送が始まる人気特撮作品「牙狼<GARO>」シリーズの新章「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」の先行上映会が3月23日、都内で行われ、主演の中山麻聖をはじめ石橋菜津美、水石亜飛夢、原作・総監督の雨宮慶太が舞台挨拶に登壇した。
ホラーと呼ばれる魔獣と魔戒騎士たちの戦いを描いた人気シリーズ。初期シリーズの主人公・冴島鋼牙と同じ冴島家の直系で、歴代最強の魔戒騎士・冴島雷牙を主人公に物語は展開。1話完結で秋元才加、大杉漣、哀川翔ら豪華ゲスト俳優陣の出演も話題を呼んでいる。キャスト3人は劇中衣裳で登場したが、白いロングコート姿の中山は「先に言っておきますが……、メチャクチャ緊張しています!」と苦笑い。それでも、第3話まで見終えた観客の温かい拍手にホッとした様子だった。
中山は、現在公開中の「絶狼 ZERO BLACK BLOOD」主演で、長年にわたりシリーズを支えてきた涼邑零役の藤田玲とは高校時代のクラスメイト。「高校の頃から、藤田が『いまアクションが厳しい現場にいる』と話していました。今回、決まった時は藤田には先に連絡したんですが『雨宮監督に付いて行けば大丈夫』と言われました」と明かす。三田村邦彦と中山麻理を両親に持つ2世俳優だが、雨宮監督は「お父さんのこととかは、最初は全く聞いていなかったんです。この衣裳で『牙狼』に出るということで、背負うものもあるだろうけど『ゼロスタートで作っていくから気にするな』と話しました」と振り返った。
長く愛されてきたシリーズの中での新章のスタートとあって、雨宮監督は「ゆっくりと時間をかけてこの3人を好きになってください」と呼びかける。一方で出来上がりに関しては「自分の中でも一番面白い『牙狼』ができたと思っています」と自信をのぞかせた。
「牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」は4月4日から放送開始。
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