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セイン・カミュ、特撮アクションに挑戦も消化不良?「もっと吊られたかった」

2014年3月19日 17:40

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舞台挨拶に登壇した セイン・カミュ、金田龍監督、野本かりあ
舞台挨拶に登壇した セイン・カミュ、金田龍監督、野本かりあ

[映画.com ニュース] 人気特撮シリーズ「牙狼 GARO」のスピンオフ前編「絶狼 ZERO BLACK BLOOD 白ノ章」の大ヒットを記念し3月18日、出演のセイン・カミュ野本かりあ金田龍監督がトークイベントを行った。

雨宮慶太原作・総監督の特撮シリーズ「牙狼 GARO」に登場する人気キャラクター、銀牙騎士ゼロ=涼邑零(藤田玲)を主人公に迎えた物語。雨宮総監督の下、「牙狼 GARO」シリーズで演出を手がけてきた金田龍がメガホンをとった。

カミュは、すでに数回鑑賞しているというファンたちに「お客さんは神様ですね」と感謝の挨拶。魔戒騎士・零の最強の敵となるリング役を演じ、「悪の中の“善”。悪の中にも正義感や道徳がある。もしかしたら共存できるのかなと、僕的にも複雑な気持ちだった。そういったことを投げかけて考えさせることが、この作品のポイントになっている」と熱く語った。

金田監督も、「今回はシリーズを支えてくれたファンの皆さんの思いを大切にしたいのと、藤田の代表作にしたいという2点だけだった」と狙いを説明。また、「正義とか悪とか、味方と悪いものといったようにはっきりとは境界をうまく引けない。そういうものがテーマとして脚本にあったので、自分なりにどう画にしようか正直悩んでいた」と葛とうを明かした。

リングと行動を共にする謎の女性イユ役の野本は、「目の見えない役なので、監督に『まばたきをしないで』と言われたけれど、ドライアイなので大変だった」と撮影裏話を披露。ワイヤーアクションに挑んだカミュも、「吊られるというのが初めてだったので期待していたけれど、合計3回くらいしか吊られていない。もっと吊られたかった」と愚痴をこぼし、笑いを誘っていた。

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