藤岡弘、「仮面ライダーは永遠」38年ぶりの“変身”に感慨無量!
2014年3月12日 19:15

[映画.com ニュース] 「仮面ライダー」シリーズの全ライダーが登場する「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」の公開記念イベントが3月12日、都内の劇場で行われ、初代仮面ライダーの本郷猛を演じた藤岡弘、をはじめ、速水亮、菅田俊、井上正大、半田健人、佐野岳、板尾創路といったライダーたちが続々と登場し、ファンが詰めかけた会場を大いに沸かせた。
シリーズ第1作の放送(71)から43年、現在放送中の「仮面ライダー鎧武(ガイム)」で15作目となった平成ライダーシリーズの15人と、仮面ライダー1号をはじめとする昭和ライダー15人が一堂に会するシリーズの集大成。昭和ライダーと平成ライダーのどちらが勝つのか、映画のエンディングはファン投票で決められるという前代未聞の試みも話題を集めており、結末は映画公開初日に明らかとなる。
初代仮面ライダーである藤岡は、「電流が走るほど体が震えた」とオファーを述懐し、「実に38年ぶりの変身で感慨もひとしお。人生全てを背負って凝縮したような変身ポーズをやらせてもらった」と万感の面持ち。平成ライダーたちとの共演にも感激しきりで、「とてもエネルギッシュな現場で、みんな現代っ子だけどしっかりしている。仮面ライダーは永遠だなと思った。若いライダーが活躍していると、素晴らしい未来に続いていく勇姿が浮かんでくる」と期待を寄せた。
仮面ライダーディケイド役でブレイクした井上は、「藤岡さんが1号で、僕の仮面ライダーは25号。歴史ある映画に参加できたことに感謝。平成仮面ライダーとして負けるわけにはいかない。ぜひ劇場に平成仮面ライダーの勝利を見に来てください!」と猛アピール。仮面ライダー鎧武(葛葉紘汰)役の佐野も、「めちゃくちゃ緊張したけれど、紘汰の持ち前の図々しさと情熱で突き進んだ。どちらが勝つのか気になるところではあるけれど、どちらが勝っても素晴らしい映画になっている」と胸を張った。
板尾は、仮面ライダーフィフティーン役で念願のライダー仲間入りを果たし、「僕は今年50歳。8歳の時にテレビをつけたら、偶然にも『仮面ライダー』の第1回放送をやっていた。その時から仮面ライダーになりたくて、どうしたらショッカーに会えるのかなと妄想したくらい。42年ぶりに夢がかなった。さらにお金までいただけるなんてこんなにうれしいことはない」とニヤリ。また、「先ほど台本に藤岡さんにサインをしてもらい、宝物になった。その厚い胸板に飛び込みたいくらい」と興奮しきりだった。
現在の投票率は昭和ライダーが優勢となっているが、平成ライダーの追い上げにも注目が集まっており、藤岡は「受けて立つ! 昭和は健在。ミドル世代も平成もしっかりしているので日本はまだまだ大丈夫!」と仮面ライダーを代表して日本を鼓舞した。
「平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」は、3月29日から全国で公開。
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