「D-BOYS」池岡亮介、初主演作が完成「夢を追う人の勇気になれば」と感無量
2014年2月28日 20:50
[映画.com ニュース] 若手俳優集団「D-BOYS」の池岡亮介が2月28日、東京・テアトル新宿で行われた主演作「1/11 じゅういちぶんのいち」の完成披露試写会に、メガホンをとった片岡翔監督とともに出席した。池岡にとっては初の主演映画で「いろんなプレッシャーもあったが、それを忘れるくらい温かい現場だった」と述懐。挫折した夢に再び向き合う青春映画で「この作品が、夢を追っている人の勇気になれば」と感無量の面持ちだった。
中・高校生を中心に人気を集める同名コミックを実写映画化。自分の才能に限界を感じ、中学卒業と同時にサッカーを辞めると決意した安藤ソラ(池岡)が、女子日本代表の若宮四季と出会い、内に眠っていた何かが突き動かされていく姿を描く。
ショートショートフィルムフェスティバルで観客賞を3年連続受賞し、短編「くらげくん」が第32回ぴあフィルムフェスティバルの準グランプリに輝いた片岡監督は、本作で長編商業映画デビューを飾り「大きな目標のひとつが実現した」とこちらも感激しきり。脚本も手がけており、「それぞれのエピソードをどう結び付けるからが課題だった。完成までに2年以上かかった」と1話完結型の原作をシナリオにまとめる苦労を語っていた。
主演を張った池岡については「すごくまじめな性格で、顔だちもきれい。運動神経もいいので、サッカーの上達も早かった」とべた褒め。当の池岡は「もう1回言ってもらっていいですか?」と絶賛コメントを“おかわり”し、茶目っ気を見せていた。
「仮面ティーチャー」や「ゆめのかよいじ」などに出演し、雑誌「non-no」の専属モデルを務める竹富聖花が、劇中のキーパーソンである四季を演じている。「1/11 じゅういちぶんのいち」は4月5日から全国で公開。
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