上野樹里と劇団ヨーロッパ企画がコラボ 手作りの実験的SFオムニバス
2014年2月17日 13:10
［映画.com ニュース］ 人気劇団「ヨーロッパ企画」と共同テレビジョンが制作し、フジテレビで放送されるテレビ番組「ヨーロッパ企画の26世紀フォックス」が、2月28日からスタートすることがわかった。挑戦的な実験的SF映像作品をオムニバス形式で展開する番組で、ヨーロッパ企画のメンバーに加え、同劇団の舞台を映画化した「サマータイムマシン・ブルース」でヒロインを務めた女優の上野樹里が、スペシャルゲストとして出演する。
物語の舞台は、都内某所の超高層ビルの屋上に間借りした、小さな掘立小屋に居を構える映画制作会社の「26世紀フォックス」。上野扮する沢野文子は、米ハリウッドの「20世紀フォックス」と勘違いして入社してしまった新入社員で、過去にヒット作はひとつもないが、夢とアイデアと予算はあるという会社に不安を抱きながらも、社員たちの作った映画を見ていくうちに、自らも映画に出演していくことになるというもの。「NO CG！」をテーマに掲げ、CG全盛の現代にあえて手作りで、今までテレビで誰もやらなかった、新しいSFドラマを作り出していくという。
「サマータイムマシン・ブルース」「曲がれ！スプーン」といった映画化された人気舞台でも知られるヨーロッパ企画の代表・上田誠が全体の脚本を担当し、同じく同劇団メンバーの角田貴志、諏訪雅、永野宗典も脚本、演出として参加。劇団の本拠地である京都を拠点にロケを敢行する。2月28日深夜2時55分から放送。
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