命がけで学校に通う子どもたちに迫る「世界の果ての通学路」予告編公開
2014年2月14日 14:40
[映画.com ニュース] 命がけで学校に通う世界の子どもたちの通学路に密着した仏ドキュメンタリー「世界の果ての通学路」(パスカル・ブリッソン監督)の予告編が、このほど公開された。
山奥の秘境の村や人口密度の低い草原など、地球上の異なる4つの地域を舞台に、野生のキリンや象が生息するサバンナを駈け抜けるケニアのジャクソン、ヤギ飼いの仕事を終えてから、愛馬で学校へ向かうアルゼンチンのカルロス、女子に教育は不要とする古い慣習が残る村から、寄宿学校に通うモロッコのザヒラ、生まれつき足が不自由で、弟たちに車椅子を押されて登校するインドのサミュエルに密着し、数10キロの危険な道のりを経てまで学ぼうとする子どもたちの姿を映し出す。
予告編では、子どもたちにとってスリリングな冒険ともいえる登校風景をそれぞれ紹介。危険だらけで、大人の足でも過酷な道のりの通学路からまっしぐらに学校へ向かう子どもたちの学習に対する高いモチベーションと、その意志をサポートする家族の愛情を雄大な地球の姿とともに映し出している。
「世界の果ての通学路」は4月にシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。