崔洋一監督、キスマイ二階堂が付けたあだ名に「クソー!」
2014年2月13日 05:00

[映画.com ニュース] 累計発行部数1500万部を超える人気小説の舞台版で最終章となる「銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突」が、2月12日に初日を迎えた。初回公演直前に報道陣に舞台稽古の様子が公開され、演出の崔洋一監督、主演の河村隆一、共演の横尾渉、二階堂高嗣(共にKis-My-Ft2)が会見に臨んだ。
銀河帝国と自由惑星同盟の戦争中、彗星のように両陣営に現れた2人の英雄、ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーの宿命の戦いを中心に、壮大なスケールで描かれる。河村に加え、間宮祥太朗、中川晃教、貴水博之ら過去シリーズでメインキャストを務めた面々も出演している。
崔監督にとっては、2004年上演の「崔版 女殺油地獄」以来となる2度目の舞台演出。これまで多くのキャスト、スタッフが積み重ねてきたシリーズの最終章を任され、「私が一番の新参者です」とおどけてみせる。それでも、「これだけのメンバーが集まり、“充実”と言うにはまだ始まったばかりですが、これから積み重ねていきたい」と意欲。前作とは全くタイプの異なる世界観の作品だが、「実はエンタテインメント作品は大好き。大きな世界観がありつつも、人間ドラマの相克がある」と魅力を語った。
河村は「原作もアニメも大ファンだった」と明かし、「第2章から関わり4作目になりますが、崔監督のもと、最後のヤン・ウェンリーを頑張りたい」と気合い十分だ。二階堂は、「顔を合わせると芝居の話ばかりで、すごく楽しいです。熱いなと感じるし、舞台の面白さを教えていただいた作品」とニッコリ。さらに、「崔さんに出会えたことが自分にとっては一番大きい」と語った。崔監督は、「キャストに裏でどう呼ばれているか気になります」と照れ笑いを浮かべた。
河村は「これからあだ名を付けたい(笑)。でも監督は怖いというよりも激しい方」と語り、横尾も「怖いと思ったことはないです。ひとつひとつの心情を教えてくださるので、厳しいというより優しい」と同調した。二階堂は、「実は平田(裕一郎)くんと一緒に『崔おじいちゃん』と呼んでいます」と告白。“おじいちゃん”扱いは心外だったようで、崔監督は「クソー! たっぷりこれから個人稽古をつけたい!」と宣言していた。
「銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突」は、3月2日まで青山劇場で上演。
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