実写「パトレイバー」に人が乗れる実在のロボ「クラタス」が登場
2014年1月6日 12:25

[映画.com ニュース] 人気アニメ「機動警察パトレイバー」をドラマシリーズと劇場用長編作品で実写化する「THE NEXT GENERATION パトレイバー」から、第一章に登場するレイバー「クラタス」の画像を映画.comが入手した。
「機動警察パトレイバー」は、レイバーと呼ばれる人型作業ロボットが普及した日本を舞台に、警察のレイバー=パトレイバーを駆使して犯罪に対処する警視庁特車二課の活躍を描いたSFアニメ。「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、原作から世代交代した新たな特車二課の活躍を実写化するプロジェクトで、全長8メートルにおよぶ実物大の主役パトレイバー「98式イングラム」やレイバードッグを併設した二課棟も実体化。最新鋭のCG、VFX技術も駆使し、ドラマシリーズ全7章と長編劇場用映画でパトレイバーと特車二課の活躍を描いていく。
このほど画像が公開された「クラタス」は、2014年4月5日から上映される「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第一章」に登場。作中でイングラムと対じすることになるレイバーだが、映画のために作られたものではなく、実在するロボットだ。
一部メディアにも取上げられたことがあり、知る人ぞ知るロボットのクラタスは、現代芸術家の倉田光吾郎氏と、ヒューマノイドロボット用インターフェース開発者の吉崎航さんらによるチーム・水道橋重工により開発。「巨大ロボは日本が作るべき。そして巨大ロボ時代を到来させる」という思いで製作を開始した水道橋重工が、約2年の月日を費やして完成させ、実際に人が登場することも可能。1機約1億円で実際に販売もされており、「パトレイバー」の制作スタッフが「これは、まさにレイバーそのもの」と本編への出演オファーを出したところ、水道橋重工も快諾。メガホンをとる押井守監督も「これなら、CGやプロップをつくる必要がない」と太鼓判を押し、起用された。
作中では工業用レイバーという設定上、通常BB弾が発射できる左腕のガトリングガンの代わりに、オリジナルでカッターを装備させ、ボディカラーも黄色にペイントした。98式イングラムとともに、レイバーが日常風景となった「パトレイバー」の実写世界観を盛り上げる。
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