小橋賢児、6年ぶり主演復帰作の公開に笑顔
2013年12月22日 07:05

[映画.com ニュース] 小橋賢児の6年ぶり映画主演復帰作となる「Fly Me To Minami 恋するミナミ」が12月21日、公開初日を迎えた。小橋をはじめ、藤真美穂、この日のために来日したシェリーン・ウォン、ペク・ソルア、リム・カーワイ監督は、東京・オーディトリウム渋谷で舞台挨拶を行った。
香港、韓国、大阪の繁華街ミナミを舞台に、国境や言葉を超えて交錯する4人の男女の運命を描き出す本作。撮影はちょうど1年前に始まったが、小橋は「“6年ぶり復帰”と言われますが、復帰する気なんて全然なかったんです。でも監督に呼び出されて『君じゃないと!』という熱に押されて復帰することになりました」と振り返る。
藤真はカーワイ監督のファンだったため出演を熱望し、オーディションを受けた。竹材輝之助の妻役を演じたが「韓国人の役のつもりで韓国語を学んだんですが全然違った」と苦笑い。それでも、「リムさんにしか撮れない切り口で、こんなミナミは初めて見ました。キラキラした街の中で出会いや別れがある。それは当たり前のように感じるけどミラクル」と誇らしげに語っていた。
カーワイ監督は「ウィン・カーウァイではなくリム・カーワイです。たくさん映画がある中で『恋する惑星』ではなく、『恋するミナミ』を見ていただき光栄です」と茶目っ気たっぷりに語り、笑いを誘った。日本語、韓国語、中国語が飛び交う現場となったが、シェリーンは「ボディランゲージも交えながらで、異色ですが愛すべき現場でした」と述懐。ペクも「特別な現場でした。監督が間違えて私に中国語で話しかけてきたり、シェリーンに韓国語で話したりもしていた(笑)」と現場の様子を明かす。
また、「言葉は重要ではなく気持ちと愛想。言葉が無効化されていった」と語るカーワイ監督。小橋も「ちょうど日中問題などが話題となっていた時期でしたが、同じアジアでなぜケンカをするのか? という違和感、アジア人として切っても切れないということを政治ではなく恋愛映画で描こうとした監督に共感した」と本作に込めた思いを語った。なお、登壇予定だった竹財はドラマの撮影のため、欠席となった。
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