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野村周平主演の青春映画「クジラのいた夏」来春に公開決定

2013年12月5日 12:42

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モラトリアム特有の悩みを描いた青春ストーリー
モラトリアム特有の悩みを描いた青春ストーリー
(C)2014「クジラのいた夏」製作委員会

[映画.com ニュース] 若手俳優の野村周平が主演する青春映画「クジラのいた夏」が、2014年春に公開されることが決定した。「江ノ島プリズム」や「男子高校生の日常」といった話題の映画で活躍した野村が、決められたレールの上で生きることへの抵抗感と、生きる目的を見出したいという焦燥感が絡み合うモラトリアムな状態にある青年を熱演している。

日本のどこにでもある地方都市に住む4人の若者が抱える悩みを、みずみずしいタッチで描き出す青春ストーリー。同世代の若者たちにちょっとした勇気やほろ苦い感動を与える、さわやかな作品になっているという。

主人公チューヤを演じる野村を筆頭に、チューヤの悪友J(ジェイ)役には映画・舞台など幅広く活躍する松島庄汰、ギズモ役には来年2月で芸能活動を休止すると発表した浜尾京介、町田役には元サーターアンダーギーで歌手としても活躍する松岡卓弥とフレッシュな顔ぶれがそろう。野村がメインキャストとして出演した、「江ノ島プリズム」の吉田康弘監督がメガホンをとった。

目的や夢もなく、ただなんとなく毎日を過ごしていたチューヤ(野村)は、ふと上京しようと思いつく。高校時代からの親友J(松島)、ギズモ(浜尾)、町田(松岡)は、チューヤが地元で過ごす最後の日に大送別会を開こうとするが、チューヤは過去の思い出にしがみつき、引っ越しをためらう。そこで3人はある提案をしてみるが、東京で芸能人として活躍しているはずの憧れの先輩・弓子(佐津川愛美)が現れ、チューヤの心はさらに大きく揺らぐ。

来年1月22日には、メイキングDVD「メイキング・オブ・クジラのいた夏 僕等のモラトリアム撮影日記」が発売される。「クジラのいた夏」は、14年春にシネマート新宿・心斎橋ほか全国で順次公開。

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