川口春奈、主演映画“解決編”公開に感涙!「すごく頑張った作品」
2013年11月23日 09:20
[映画.com ニュース] 女優の川口春奈が11月22日、都内で行われた主演作「ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 解答編」の公開記念舞台挨拶に、企画原案の加藤隆生氏、上田大樹監督とともに出席した。
30年前に逝去した映画監督が残した謎に挑む探偵役の川口は、マーマレードをイメージしたオレンジ色のコスチュームで登場。「今日ですべて謎が解けると思うので楽しんで帰って欲しいと思います」と呼びかけた。また、「撮影期間は地獄のようで、本当に過酷だった。“大丈夫か、自分?”と思ったことも。セリフの量、普段使わない言葉だったり」と述懐し、「本当に幸せ」とほほ笑んだ。
加藤氏は、川口の役作りを「腹に一物ある感じ」と評すると、川口は「腹に一物ってなんですか?あんまりよくないイメージが…」と苦笑い。慌てて加藤が「奥行きがあって非常にミステリアスな女性。魅力的ということです」とフォローしたが、川口は「いやあ、嘘をついているんじゃないか…」と訝しんだ。
川口は、次回作があったらと聞かれると「この作品をやらせてもらってすごく自分の中で得られた物が大きくて、大変な現場だったからこそ1日1日鮮明に覚えている。ぜひ機会があればまた出させていただきたい」と決意。それでも、「本当にもうちょっとだけセリフの量を減らして」と嘆いてみせた。
報道陣によるフォトセッションも終わり、最後にマイクを持った川口。「本当にこんなに初日から沢山の方がきていただいて本当に嬉しく思っています。そうですね、えーっと、なんだろうな」と目をうるませ、「ずっと言うこと考えていたんですけど、日々みなさんに支えられているな、あれ、なんだろう」と声をつまらせた。会場には手にボードを持った女性ファンが集まり、「頑張って!」の掛け声。川口は、涙を流しながら「ボードも本当にありがたい。この作品すごく頑張ったのでぜひ楽しみにしてくれたらな。本当にありがとうございました」と感謝した。
今作では、10月25日に公開された前作の回答が明らかにされる映画史上初の試み。正解者にはエンドロールに名前が刻まれるという栄誉が与えられる。