「オリンピックの身代金」主演の竹野内豊に、女子五輪メダリスト2人が熱視線
2013年11月19日 18:10
[映画.com ニュース]俳優・竹野内豊が主演するテレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャル「オリンピックの身代金」(11月30日、12月1日、両日とも午後9時~)の試写会が11月19日、都内のホテルで行われた。
直木賞作家・奥田英朗氏の同名ベストセラー小説のドラマ化で、竹野内は1964(昭39)年の東京五輪開会式で爆破予告を行った犯人を追う刑事役。上映後にトークセッションに臨み、「本当にスケールの大きい作品。ドラマで映画と同じくらいの規模の作品に参加できて、心から感謝している」と感慨深げに語った。
当時の町並みを再現するため、韓国のスタジオに巨大なオープンセットを建てたほか、福岡・北九州、名古屋など国内数十カ所でロケを敢行。竹野内もこの日が初観賞で、「初めて台本を読んだ時には、今の日本には当時の面影はないので、どう再現するかと思っていた。思わず、オーッと声が出てしまうほどの喜びでした」とうなった。
さらに、開会式のシーンは当時のニュース映像とドラマ、CGを融合させた圧巻の迫力で、「オーッ、すごいなと、ただただ感動した」と満足げ。国立競技場の聖火台での撮影では、「こんなチャンスはもうないとあまりに感動して、共演者やスタッフと記念写真を撮ってしまいました」と照れながら振り返った。
この日は“五輪つながり”で88年ソウルのシンクロ・ソロ、デュエットの銅メダリスト・小谷実可子と、92年バルセロナの競泳・女子200メートル平泳ぎの金メダリスト・岩崎恭子がゲストでトークに参加。小谷は、「竹野内さん、カッコいいと思って入り込んでしまいました。銃を構えられたら肩に力が入ってしまったり、見た後はドッと疲れました」と、初の“生竹野内”に目を輝かせた。
竹野内は、当時14歳だった岩崎の金メダルをテレビで見ていたそうで、その時の「今まで生きてきた中で一番幸せです」を引き合いに、「あれ以来、超えるものはないと思うけれど、幸せだったことは?」と質問。岩崎は、予想外の事態にホオを赤らめながらも「結婚して、出産した時は幸せな時間でした」と恥ずかしそうに答えた。
そして、竹野内から五輪マークの5色を使ったブーケをサプライズでプレゼントされると、2人のテンションはマックス状態に。小谷は「五輪に出ていて良かったねえ」と言えば、岩崎も「竹野内さんとのお仕事と聞いて、即座にハイとお返事したんです」と満面の笑みを浮かべていた。
また、2020年に東京での五輪開催が決まったが、竹野内は「やはり開会式は、テレビで見ているだけではすごさは分からないでしょうね」と観戦を熱望。競技では陸上を挙げ、「その頃、ボルトはまだ走っているんでしょうか。でも、個人的には桐生(祥秀)くん。せひとも金メダルを狙っていただきたい」と、男子100メートルの期待の星にエールを送っていた。
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