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有村架純「息苦しくて、はあはあ…」動物マスクをかぶって体当たり熱演

2013年11月8日 19:45

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ライオンのマスクで熱演した有村架純
ライオンのマスクで熱演した有村架純

[映画.com ニュース]女優の有村架純が11月8日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた出演作「JUDGE ジャッジ」の初日舞台挨拶に登壇した。動物のマスクをかぶらされた男女7人が、密室で“死の裁判ゲーム”を強いられる本格スリラー。有村はライオンのマスクで体当たりの熱演を披露し「とにかく暑いし、息苦しくて、はあはあ言ってました。状況が状況だけに、食欲もわかなくて」と過酷な撮影を振り返っていた。

「月刊少年ガンガン」で連載された外海良基の人気コミックを実写化。傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、大食、色欲という7つの大罪を背負った男女が、最後のひとりが生き残るまで、多数決で最も重罪な人物に対し、死の制裁を加え続ける。同日、全国33スクリーンで封切り。舞台挨拶には有村をはじめ、主演の瀬戸康史佐藤二朗、古波津陽監督が顔をそろえた。

劇中、オオカミのマスクをかぶった瀬戸は「本当に息苦しかった」と有村の発言にうなずき、「人間の汚さや恐ろしい部分を描いているが、同時に忘れかけていた人間の素晴らしさも感じることができた」とアピール。佐藤は「瀬戸くん、架純ちゃんと一緒に並ぶと顔の大きさが……。皆さん、遠近感がおかしくなっていないですか?」と自虐的に挨拶し、「マスクの息苦しさでは負けない」と張り合っていた。

築城せよ!」「WAYA! 宇宙一のおせっかい大作戦」などコメディタッチの作品を手がけてきた古波津監督は「いわゆる映画のフォーマットを離れ、監視カメラの視点で生中継したらどうなるか。僕なりにいろんな実験をした作品」と野心的な取り組みに自信を示し、「ワンシチュエーションなので、どれだけ面白くなるかは役者さんの芝居にかかっている。瀬戸くんや架純ちゃん、佐藤さんの“裏側”を観客の皆さんに見てもらえるのは、監督冥利につきる」と話していた。

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