美しき怪物、平成のうつけ者…海老蔵、共演者の評価に照れ
2013年11月5日 18:26

[映画.com ニュース]歌舞伎俳優・市川海老蔵が主演する「利休にたずねよ」(田中光敏監督)の完成披露会見が11月5日、都内で行われ、海老蔵と田中監督をはじめ、共演する中谷美紀、大森南朋、伊勢谷友介、クララが出席した。7月に行われた会見で、中谷から「平成の狼藉(ろうぜき)者」と評された海老蔵に対し、この日は「美しき怪物」(大森)、「平成のうつけ者」(伊勢谷)とさらなる“評価”が下され、当の海老蔵は「もうやめようよ、恥ずかしい」と照れ笑いを見せていた。
また、田中監督は「少年のようにまっすぐで情熱的。その思いが現場にも伝わり、こちらも突き動かされる。とてつもないエネルギーをもった男」と海老蔵に最敬礼。韓国出身の女優・クララも「日本での撮影は初めて。そんな私を海老蔵さんは温かく受け入れてくれた。優しい人という印象ですし、すてきな演技の先輩です」と海老蔵への賞賛を惜しまなかった。
映画は山本兼一氏の直木賞受賞作を原作に、時の権力者をも恐れさせた茶人・千利休の美への情熱と若き日の恋を通して、“人間・利休”に迫り、日本芸術史上唯一の殉職となった切腹にいたる真相を絢爛豪華なビジュアルで描いた。第37回モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞しており、海老蔵は「余白を想像し、楽しむところに日本人ならではの美意識があると思う」と持論を転換していた。
「利休にたずねよ」は12月7日から全国公開。海老蔵にとって、今年2月に亡くなった海老蔵の父・市川團十郎さん(12代目)と“最初で最後”の映画共演作となる。
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