永作博美、約1年ぶりのフラダンス挑戦で「開放感たまらない」と破顔
2013年11月4日 19:15
「四十九日に大宴会をしてほしい」という母の遺言をかなえようと、娘の百合子が葛藤し奮闘する物語で、そのクライマックスになるのが宴会でのフラダンス・シーン。永作は、「役としても初めてフラダンスに出合うので、音源も聴かず、振りも覚えなくていいですよねと確認して臨みました。覚えられるかどうしようと思いながら、周りを盗み見しながらやるしかないという感じでした」と撮影を振り返った。
この日は映画でもフラダンスを指導した椿仁実さんに、あらためてハワイアンの名曲「アロハ・オエ」の振りを教わり、約50人の愛好者とともに挑戦。「シンプルに見えるものほど難しい。指先の筋肉ってどういう筋肉なんですかねえ。しなやかでカチンとした動きが不思議」と試行錯誤しながら、2回のテストの後、本番に臨んだ。
結果、目立ったミスもなく踊り切った永作は、安どの表情を浮かべながら「心が震えますね。開放される雰囲気がたまらない。すがすがしいというか、心が表れる気がして気持ちよかった」と満足げな笑顔。椿さんも、「感情表現が豊かなので、表現力が素晴らしい。ぜひ本格的に始めてほしい」とスカウトしていた。
「四十九日のレシピ」は、伊吹有喜氏の同名小説が原作。母の遺言をひとつひとつ実現させていく過程で、娘が成長し父とのきずなを深め合っていく姿を描く。11月9日から全国で公開される。