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現代芸術家・篠原有司男がボクシング・ペインティングを生披露

2013年10月5日 15:00

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ボクシング・ペインティングを 生披露した現代芸術家・篠原有司男
ボクシング・ペインティングを 生披露した現代芸術家・篠原有司男

[映画.com ニュース] ニューヨーク在住の現代芸術家・篠原有司男とその妻乃り子に密着したドキュメンタリー映画「キューティー&ボクサー」の来日記念イベントが10月4日、ソラパルコ(東京都豊島区)であり、篠原がボクシング・ペインティングを生披露した。

会場となったソラパルコは池袋パルコ屋上のイベントスペースで、大きな屋外スクリーンで同作が上映された。小雨がちらつく肌寒い夜だったこともあり「僕がボクシング・ペインティングをやったらほっかほかになるよ!」と大きな声で観客に呼びかけた篠原は、モヒカン頭で墨汁を含ませたグローブをエネルギッシュにキャンバスに打ち付け、81歳という年齢をまったく感じさせないパワフルなパフォーマンスを披露した。ボクシング・ペインティング考案のきっかけを観客から問われた篠原は、「それは神がビカビカっと来たとき。実際には便所の中だよね」と前衛芸術家らしい回答で笑いを誘った。

上映後に篠原夫妻とザッカリー・ハインザーリング監督は観客との質疑応答に参加。音楽を担当したサキソフォン奏者の清水靖晃氏も登場した。ハインザーリング監督は「夫妻の関係、私とふたりの関係を描くと同時に、彼らの結婚のマジックをだんだんと発見していき、言葉でははっきり言い表せないその絆が何であるかということに迫っていった作品です」と作品のテーマを紹介。5年間もの密着撮影について妻乃り子は「毎週来るので最初は肩が凝ったけれど、だんだん馴染んできて、彼らが家の中の一つの物体のひとつ、まるで炊飯器のようになって意識しないようになった。そうなるのに2、3年かかった」と独特の表現で振り返った。

映画はニューヨーク在住40年“ギュウちゃん”と呼ばれ、創作に人生を捧げた反骨精神あふれる篠原と、自身も芸術家として生きる妻の乃り子の愛とアートにあふれた生活を映し出す。今年のサンダンス映画祭ドキュメンタリー部門監督賞を受賞した。

キューティー&ボクサー」は、12月21日シネマライズほか全国公開。

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