ソニーが準備中のインターネット配信サービスに、バイアコムがコンテンツ提供
2013年8月20日 22:10
[映画.com ニュース] ソニーが準備を進めているインターネットTVサービスに、MTVやコメディ・セントラル、ニコロデオンなどの人気チャンネルを所有するバイアコムが参加することになりそうだと、ウォールストリート・ジャーナル紙が報じた。
ソニーが企画しているのは、ケーブルチャンネルやオンデマンド番組を有料でストリーミング配信するサービスで、実現すれば、アメリカのケーブル会社や衛星放送会社が提供しているストリーミング配信サービスと対抗することになる。
人気チャンネルを所有するメディア企業側は、ケーブル会社や衛星放送会社と結んでいる従来のライセンス契約を重視するあまりインターネット配信には消極的で、ストリーミング配信サービスのコンテンツは乏しい。もし、ソニーがこれらのメディア企業の説得に成功してコンテンツを獲得すれば、競合サービスに大きな差をつけることになる。
すでにバイアコムとは大筋で合意しており、他にもスポーツ専門局ESPNを所有するウォルト・ディズニーや、HBOやTNT、TBSを所有するタイムワーナー、CBSやShowtimeを所有CBSとも交渉中だという。なお、ソニーはこれらのコンテンツを年末に発売されるプレイステーション4やテレビを通じて提供する予定だという。