Zeebra×小林克也、超犯罪多発地域の壮絶さ語る
2013年8月18日 22:00
[映画.com ニュース] 全米でも指折りの犯罪多発地域、ロサンゼルスのサウス・セントラルで撮影された「エンド・オブ・ウォッチ」の公開を記念し8月18日、今作のウェブ限定映像にイメージソングを提供したラッパーのZeebraが、DJの小林克也氏とトークショーを行った。
5分に1件のペースで事件が起こると言われるサウス・セントラルは、現地の報道陣ですら取材に足を運ぶことに躊躇(ちゅうちょ)すると言われている。映画では、パトロール中に麻薬カルテルの取引を目撃した警官コンビの命懸けの戦いを描く。
同地区で育ったデビッド・エアー監督による今作を、小林は「足立区出身の監督が足立区を舞台に撮ったようなもので、北野武みたいなもの」と説明。Zeebraは実際に同所へ足を踏み入れたことがあるそうだが「昼間は子どもが遊んでいたりしてなんとなく平和なんですが、暗くなってくるとかなり危ない雰囲気になる」と証言する。小林はスヌープ・ドッグが近隣の街の出身だとし、「卒業アルバムを見たら半分くらいが死んでいたらしい。それでどういう場所か分かる」と語る。
自身の新曲「Sound Of Money」を、ウェブ限定で公開される特別映像のイメージソングとして提供したZeebra。楽曲について「普通は“金の匂い”って言い方をするけど、これは“金の音”ということで、『チャリン』という金の音に付いて行けば儲かるぜという意味。この映画がなぜこんなにデンジャラスかと言うと、そこにお金の話があるから」と説明。映画の見どころは、「リアリティとフィクションの境のなさが魅力。どこかドキュメンタリーのようで、『警察24時』とかYouTubeにアップされている警官の横暴なんかをアップした映像に近い。YouTubeのない時代ならこれだけのリアリティは感じなかったと思う」と現代ならではのリアリティを称賛うる。小林も「この手法は絶対にこれから増えてくると思う」と絶賛した。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
芸能生活50年で“初”体験!
【無料】映画の面白さが何倍にもなる特別番組…貴重な瞬間を見逃すな!(提供:BS10 スターチャンネル)
ショウタイムセブン
【阿部寛がヤバすぎる】異常な主人公 VS イカれた爆弾テロ犯…衝撃のラスト6分、狂気の向こう側へ
提供:アスミック・エース
「アベンジャーズ」と関係するかもしれない“大事件”
【物語のカギは“日本”!?】このマーベル最新作は観るべきか、否か――?
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか?ショッキングな実話
提供:東和ピクチャーズ
次に観るべき“珠玉の衝撃作”
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「私が死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く“最高傑作”更新
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【涙腺が危ない】切なすぎる物語…さらに脳がバグる映像美×極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー