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「上京ものがたり」主演の北乃きいに、原作者・西原理恵子さん「最初は舌打ち」

2013年8月7日 20:33

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舞台挨拶に立った北乃きい、池松壮亮、西原理恵子さんら
舞台挨拶に立った北乃きい、池松壮亮、西原理恵子さんら

[映画.com ニュース] 人気漫画家・西原理恵子さんが自身のデビュー前を描いた作品を映画化した「上京ものがたり」の完成披露試写会が8月7日、都内のホールで行われた。西原さん役にあたる菜都美を演じた主演の北乃きいをはじめ、共演の池松壮亮谷花音森岡利行監督、そして西原さん本人も舞台挨拶に立った。

北乃は役どころについて、「私も上京して、最初は東京が嫌いだったんですけれど、そこは共感できました。性格はかなり来るものは拒まずで、私とは真逆なんですけれど、夢を追いかけている部分は同じなので、すごく楽しく撮影ができました」と説明。自身の上京後の苦労に関しては、「大変なことしかないです。でも、苦しい、つらい、苦しいと思ってやった作品ほど評価していただいたことがあるので、そういう現場の方が頑張れます」と笑顔で語った。

一方、演じられる側となった西原さんは、「2年前に撮影したので、もう終わっちゃっていると思って忘れていました」とあっけらかんとした表情。それでも、北乃の配役が決まった際、「きれいな子がきて、また言われるわと舌打ちを最初にしたのを覚えています」と振り返り、会場の笑いを誘った。

実体験を描く作品が数多く映画化されているが、これまで西原さん役を演じてきたのは永作博美小泉今日子深津絵里といった面々。西原さんは、「これだけは言っておきます。私は指名していませんから。一切、ノータッチです。私だったら、もたいまさこさんや藤山直美さんにいっています」と強調しながらも、まんざらでもない様子だった。

西原さんも1シーンだけゲスト出演しており、北乃と共演。「素のおばちゃんなので見つけにくいです。かなり痛々しい格好で、下品」と示唆した。対する北乃は、「私が西原さんと自分に暗示をかけていたので、違和感はなかったですよ」と振り返った。

「私も上京してすぐに歌舞伎町のミニスカ・パブで働いたけれど、店の外に出るとシャブ中が転がっているし、ホストがゴミと一緒に捨てられていて帰りたいと思った。無我夢中で0点からのスタートだったけれど、今日、こちらに来る途中で歌舞伎町の前を通ったとき、ようやく歌舞伎町にありがとうと言えました」と感慨深げな西原さん。映画のホームページで募集した「同棲中のカレシと結婚したいのですが、働かなくて困っている」という質問に対しては、「拾ってきた場所に返しなさい。なぜなら自分が0点だから。0点の女には0点の男しか寄ってこない」とバッサリ切り捨て、大きな拍手を浴びていた。

上京ものがたり」は、8月24日から全国で公開される。

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