米スターバックス、GoogleのWiFiを採用
2013年8月2日 08:00
[映画.com ニュース] アメリカ全土に展開するコーヒーのチェーン店「スターバックス」が、エンタテインメント配信の重要拠点となるかもしれないと、バラエティ紙が報じた。
これまで米スターバックスは店内のWiFiをAT&Tと契約していたが、このほどGoogleと新たな契約を締結。これにともない、スターバックスがWiFiを経由し、店内で展開するスターバックス・デジタル・ネットワークが改善されることになった。
スターバックス・デジタル・ネットワークは、2010年にスターバックスが発足したオンラインサービス。ウォールストリート・ジャーナル紙やUSAトゥデイ紙、アップルのiTunes Storeなどと連携している。Googleが同サービスを共同開発することになったため、Google PlayやYouTubeなど同社が提供するサービスが全面的に押し出されることになりそうだ。
また、Googleが全米7000店以上のスターバックスに提供するWiFiは、従来の10倍の速度となるため、スマートフォンやタブレットでの利用者が急増すると見込まれているという。広告会社やメディア企業にとって、スターバックス・デジタル・ネットワークは発信場所になるかもしれない。