ナタリー・ポートマン、長編初監督作に向け準備再始動
2013年7月24日 12:30
[映画.com ニュース] ナタリー・ポートマンが監督・主演する、イスラエル人作家アモス・オズのベストセラー回顧録「A Tale of Love And Darkness(原題)」の映画化企画が再び動き出した。
2007年にポートマンが長編初メガホンをとると報じられた作品で、長らく進捗が見られなかったが、米Playlistによれば、ポートマンは今年9月にイスラエルでロケーションハンティングを開始するようだ。
2002年に刊行された原作は、1940~50年代の戦乱のエルサレムで育った、アモスの少年期を振り返ったもの。アモスは12歳のときに母が自殺してから、家族のもとを離れてキブツ(農村共同体)に入り、姓をクラウスネルからオズに替え、妻子を持ち、やがて作家・ジャーナリスト・平和活動家となった。
ポートマンはこれまで、オムニバス群像劇「ニューヨーク、アイラブユー」などいくつかの短編映画を監督しているが、本作が長編監督デビューとなる。ポートマンが演じる役柄や、クランクイン時期は発表されていない。