16歳の人権運動家マララさんのドキュメンタリー映画製作へ
2013年7月18日 11:30
[映画.com ニュース] 2012年10月に武装勢力タリバンに銃撃された、16歳(事件当時15歳)のパキスタンの人権運動家マララ・ユスフザイさんに関するドキュメンタリー映画が製作されると、英ガーディアン紙が報じた。
「不都合な真実」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したデイビス・グッゲンハイムが監督を務める。
マララさんは、女子教育を否定するタリバン支配下でおびえる日々をブログに綴り、女子が教育を受ける権利を訴えていた。そのためにタリバンから命を狙われ、スクールバスに乗っていたところを銃撃され、頭と首に2発の銃弾を受けたが、その後イギリスで治療を受け回復した。
マララさんは16歳の誕生日である7月12日、国連で演説し、「すべての子どもに教育を受ける権利を」と訴えた。マララさんは今年、史上最年少でノーベル平和賞候補になっている。