青春ラブコメ「年上ノ彼女」実写化　今秋劇場公開＆今冬DVDリリース

幼少期のある出来事のせいで女性に対するトラウマを抱え、性的不能に悩む大学生2年生の伊藤努は、大学のサークルで新入生の小山内揚羽と知り合う。小柄であどけない容姿の揚羽は、実は25歳の年上の新入生で、努の夢に出てくる女性にそっくりだった。2人はひょんなことから同棲生活を始めるようになる。

原作は、1980年代にムーブメントを巻き起こした「パンツの穴」や「毎度おさわがせします」などのお色気コメディを彷彿（ほうふつ）とさせる、現代のセクシャルな青春ラブコメディとして人気を博した。コミックは全6巻が累計70万部を突破している。

実写版では、「仮面ライダーフォーゼ」のゴスっ娘・野座間友子役で注目を集めた若手女優の志保が、“年上の彼女”揚羽役で初主演。撮影前は「主演、作品の内容、実年齢より5つも年上の役、初めてだらけの作品だったので不安でした」というが、「少しエッチなシーンや、難しいシーンもあるけど、それでも頑張りたいと思えるほど面白いストーリーだったので、小山内揚羽役に決まって良かったなあと思いました」と話す。

努を演じるのは、ミュージカル「テニスの王子様」やテレビドラマ「メイちゃんの執事」「桜蘭高校ホスト部」などに出演し、双子の兄・高木万平とそろってイケメン双子俳優としても注目を集める高木心平。「何度も何度も台本を読み返して、一つ一つの演技に集中しました。一人でも多く『伊藤努』という人間に共感してもらえたら嬉しいです」と話している。