緒形直人&的場浩司「生きろ」 予備校ブギの2人が平和願い熱演
2013年7月12日 06:00
[映画.com ニュース]俳優の緒形直人と的場浩司が、平和を願い熱演した。TBS系で8月7日午後9時放送のドキュメンタリードラマ「テレビ未来遺産“終戦”特別企画『生きろ』~戦場に残した伝言~」で、戦中最後の沖縄県知事役とそれを支えた警察部長役に。7月11日、都内の同局で行われた発表会見で、緒形は「使命感を持って演じた」、的場は「スタッフ、キャストすべての人間の魂が集約されている」と力を込めた。
同局系「予備校ブギ」(1990年)で共演して以来、「気心知れている」(緒形)、「親友と思っている」(的場)という仲。沖縄ロケはそろって前日入りし慰霊碑に平和への祈りを捧げたと明かした。
壕など沖縄戦の痕を肌で感じ、緒形は「役作りはいらなかった」。的場は「僕らが壕に入っていたのは短い時間だったけれど、長期滞在せざるをえなかった方々を思うとね……」。的場はプライベートでたびたび沖縄を訪れているともあって「何十年前、あの美しい海で何が起こっていたか」としみじみ語った。
1945年1月、沖縄戦が始まる直前に赴任した島田叡知事。県民を守るためさまざまな改革に着手、荒井退造警察部長らとともに命がけで疎開を進め、10~20万人を戦禍から救った。玉砕主義のなかで「生きろ」と呼びかけ続けた姿を、ドキュメンタリーを交え届ける。
藤原康延・制作プロデューサーは「今日の沖縄の状況を理解するためにも、意義ある番組になったと思う」。緒形は「当時を知る人がどんどん少なくなっている。より多くの人に見てもらい、考えてもらいたい」と話していた。(映画.com×文化通信.com)
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