3Dテレビの行く末、打開策は4Kテレビの普及か?
2013年7月8日 23:00

[映画.com ニュース] 米スポーツ専門局ESPNが3Dチャンネルの年内終了を発表したことから、アメリカのメディアでは3Dテレビが終わったとする論調が多いなか、老舗メディアのバラエティは「復活の可能性はある」と報じている。
3Dの伝道師であるジェームズ・キャメロン監督は、かつて白黒からカラーに変わったように、テレビは2Dから3Dになると予言していたが、いまだ実現していない。キャメロン監督が立ち上げた3D会社、キャメロン・ペイス・グループのパートナーであるビンス・ペイス氏は、3DTVが普及しなかった最大の原因は、テレビメーカー側が販売したアクティブシャッター方式の3D眼鏡だと分析する。
高価で使い勝手の悪い眼鏡とセットで売り出したため、3DTVが普及せず「われわれは、その過ちから立ち直ろうとしているところです」と話している。しかし、3Dを普及させるチャンスは再びやってくるという。それは、フルハイビジョンの4倍の解像度を誇る4Kテレビの普及だ。
4Kテレビの画素数であれば、眼鏡なしで3D映像を提供できるため、現在の問題点をクリアできる。眼鏡なしでテレビが楽しめるようになるまで、3DTVは現状を維持することになりそうだ。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント