吉沢亮ら「ぶっせん」から生まれたユニット「極楽ボーイズ」、紅白を視野に?
2013年7月8日 15:32
[映画.com ニュース] 仏教専門学校を舞台にした青春コメディ「ぶっせん」の記者会見が7月8日、東京・芝大門にある浄土宗大本山の増上寺で行われ、主演の吉沢亮ほか、共演の桐山漣、鍵本輝(Lead)、中別府葵、袴田吉彦らが坊主姿でヒット祈願を行った。
“50単位取得で悟りが開ける”と触れ込む仏教専門学校「ぶっせん」を舞台に、近くのライバル寺からスパイとして送り込まれた下っ端坊主の田村(吉沢)をはじめ、落ちこぼれ僧侶たちが繰り広げる学園生活をコミカルに描く。原作は三宅乱丈氏の人気コミックで、ドラマ終了後には続編となる舞台版が同じキャストで上演される。
「仮面ライダーフォーゼ」の吉沢がドラマ初主演を果たし、「山梨に泊まり込みの合宿生活でみんなずっと一緒なので、現場の雰囲気はとても良い。ただ山奥なので虫がすごく、僕は虫が大嫌いなので芝居どころじゃなくなる時も。この機会に虫と仲良くなれれば」と苦手を告白。さらに、吉沢らキャスト5人で結成されるスピンオフ・ユニット「極楽ボーイズ」が歌う主題歌「ぶっせんサンバ」で、「紅白を狙っていこうかな?」とノリノリだった。
生真面目で妄想癖のある渡辺役の鍵本は、「キャメロンという名をつけた日本人形にゾッコンの謎めいた男。しゃべり方、醸し出すオーラ、立ち方など、栗原類君がまさにハマると思って参考にしている」と独特な役づくり。宝塚に入ることを夢見る三条役の中別府は、「男性の中で唯一女ひとりの坊主。誰にも負けないくらい男らしく、ナルシストに演じようと思っている」と気合十分だった。
資金不足の貧乏寺を救うために「ぶっせん」を創設したドS僧侶・雲信役の袴田は、「TBSにいても誰にも気づいてもらえなかった(笑)。素晴らしく面白い作品なので、スケジュールは過酷だけど笑いが絶えない現場。それが見ている方にも伝わればうれしい」と語った。
ドラマ「ぶっせん」は7月16日より毎週火曜深夜2時29分から放送開始。舞台「ぶっせん」は11月6~17日まで東京・赤坂ACTシアターで上演される。(全15公演)
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