綾野剛「シャニダールの花」オリジナル香水を開発&限定販売決定
2013年7月3日 15:00

[映画.com ニュース]俳優の綾野剛が、気鋭の女優・黒木華とダブル主演した映画「シャニダールの花」(石井岳龍監督)にちなみ、シャニダールの花をイメージした香水の開発に携わったことがわかった。綾野をはじめ黒木、石井監督も参加し「静かでドラマティックな香り」に仕上げたという。香水は、本作の劇場公開日である7月20日から、東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田など一部の劇場で数量限定販売される。
本作は、石井監督が改名前の“聰亙”時代から温め続けてきた企画を、オリジナル脚本で撮りあげたリアルファンタジー。選ばれた少女の胸に咲く、謎めいた花に翻ろうされる男女の運命を描く。石井監督は、イラク・シャニダール遺跡で、ネアンダルタール人の骨とともに発見された花の化石から着想を得て、サボテン科の多肉植物・月下美人をベースに怪しげな雰囲気が漂う“シャニダールの花”を生みだした。
今回の企画は、綾野の「シャニダールの花ってどんな香りなんでしょうね」という一言からスタート。日仏フレグランス文化財団の地引由美代表理事の協力のもと、綾野、黒木、石井監督の3人は話し合いを進めながら、架空の花の香りを現実化するという前代未聞のオリジナル香水を完成させた。
香料の選定を行うなかで、偶然にも3人ともにイラクを象徴するザクロの香りを選んだそうで「(黒木演じる)響子が現れたときの香りがする! “シャニダールの花”の色である『赤』に象徴されるドラマティックな激しい表現と、シャニダール研究所から連想される『白』の持つ静謐なイメージ、その両方が表現されている、美しい香り」(綾野)、「とても懐かしさを感じます。奥深い香りで、個人的にも身につけたい香り」(黒木)と渾身の仕上がりだ。花の造形にもこだわり抜いた石井監督は、「静かでありながら、とても奥深い香りですね。この香りを通して、映画の記憶を留めていただきたい」と思いを込めた。
「シャニダールの花」は、7月20日から全国で公開。
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