米アカデミー、ジョセフ・ゴードン=レビットら276人に新会員の招待状を送付
2013年7月2日 12:30
[映画.com ニュース] アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、276人の映画関係者に新会員の招待状を送付したと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
映画芸術科学アカデミーは、映画芸術の発展をはかるために1927年に創設。既存メンバーの推薦により、初めて入会できる仕組みになっている。今回はジョセフ・ゴードン=レビットやジェニファー・ロペス、プリンスらが選ばれており、昨年招待した176人から一気に100人増えている。
ハワード・コッチ会長によれば、これまでは死亡や引退などで欠員が出たときにのみ新会員を補充していたが、今年はその制限を撤廃したという。アカデミーは会員の大半を年配の白人男性が占めるため、偏った組織であるとの批判を浴びてきたが、今年の新会員は「ビフォア・ミッドナイト」のジュリー・デルピーや「Girls」のレナ・ダナムら女性が87人も選出されている。
新会員の加入により、アカデミー賞の選考にも変化が起きることが想定される。