米ワーナーが映画部門の経営トップを刷新
2013年6月27日 15:00
[映画.com ニュース]米ワーナー・ブラザースの最高経営責任者(CEO)となった日系3世のケビン・ツジハラ氏が、社内改革を積極的に推進していると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
ツジハラCEOは、映画部門のモーション・ピクチャーズ・グループのトップを務めたジェフ・ラビノフ氏の辞職にともない、3人の重役を昇級させた。すでにテレビジョン・グループを去ったブルース・ローゼンブラム社長の代わりに6人の重役を昇級させていることから、ツジハラ体制が完成したことになる。
実は、ラビノフ氏とローゼンブラム氏は、ツジハラ氏とワーナー次期CEOの座を争った関係にある。2年前、前CEOのバリー・マイヤー氏が2013年での引退を表明したことをうけて、親会社タイム・ワーナーのジェフリー・ビュークス会長は、ワーナーの次期CEOをテレビジョン・グループ社長だったローゼンブラム氏、モーション・ピクチャーズ・グループ社長だったラビノフ氏、ホーム・エンタテイメント・グループ社長だったツジハラ氏の3人のなかから選考すると発表。そのため、グループ間で対立が勃発し、権力闘争に発達した経緯がある。
今年1月、ビュークス氏はワーナー・ブラザースのCEOにツジハラ氏をサプライズ指名。その結果、失望したローゼンブラム氏はレジェンダリーに移籍。ラビノフ氏も辞職に追い込まれた。ローゼンブラム氏、ラビノフ氏ともにワンマンな経営スタイルで知られたが、ツジハラ氏はチームワークを重視することで知られ、今回の人事がその証拠と言えそうだ。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ショウタイムセブン
【阿部寛がヤバすぎる】異常な主人公 VS イカれた爆弾テロ犯…衝撃のラスト6分、狂気の向こう側へ
提供:アスミック・エース
芸能生活50年で“初”体験!
【無料】映画の面白さが何倍にもなる特別番組…貴重な瞬間を見逃すな!(提供:BS10 スターチャンネル)
「アベンジャーズ」と関係するかもしれない“大事件”
【物語のカギは“日本”!?】このマーベル最新作は観るべきか、否か――?
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか?ショッキングな実話
提供:東和ピクチャーズ
次に観るべき“珠玉の衝撃作”
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「私が死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く“最高傑作”更新
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【涙腺が危ない】切なすぎる物語…さらに脳がバグる映像美×極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー