名画座跡地に複合型エンタメ施設 「浅草六区再生プロジェクト」始動!
2013年6月27日 19:56

[映画.com ニュース] 東京・台東区の浅草六区地区の再開発「TOKYO 六区 CITY『浅草六区再生プロジェクト』」の記者発表会が6月27日、浅草ビューホテルで行われた。
マルハン、松竹、アミューズ、セグラス グループホールディングスの4社による合弁会社「TOKYO 六区 CITY」が、エンタテイメントコンテンツの観光資源化によって浅草六区の地域再生プロジェクトを発足する。第1弾として、かつて浅草のシンボルであった「凌雲閣」を模した複合型エンタテイメント施設「マルハン松竹六区タワー」を2014年12月に開業する予定。施設内には、舞台エンターテインメントを中心に上演する300席規模の小劇場と500席規模の中劇場、遊技場、飲食店が入居予定で年間来場者数200万人を目標にする。
浅草六区は明治期に日本初の常設映画館が開館し、演劇・映画・落語寄席等、ライブエンタテイメント街として発展したが、テレビの普及など娯楽の多様性が増し、同地区最後の映画館であった5館(「浅草シネマ」「浅草世界館」「浅草名画座」「浅草新劇場」「浅草中映劇場」)も相次ぎ閉館となった。同社代表取締役社長の韓俊氏は、「エンタテイメントと観光を掛け合わせ、多面的な街の魅力づくりに貢献していきたい。『マルハン松竹六区タワー』の2つの劇場では、世界を狙っていけるコンテンツに見合ったロングランの演目を上演していく。人々の心を揺さぶっていきたいという思いを込め、ロゴの六区は“ROCK”と名付けた」と設立の目的を説明した。
アミューズ代表取締役会長の大里洋吉氏は、「アメリカのブロードウェイ、イギリスのウエスト・エンド、パリの劇場街など、大きな都市には必ず劇場街がある。韓国ではソウル大学の跡地にたくさんの劇場が作られ、たくさんのエンタテイメントが生まれている。その点、日本は非常に遅れている。世界中の人々が感動できる“ノンバーバル”という言語のいらないコンテンツなど、劇場さえあればできることはたくさんある。浅草六区が大衆娯楽の聖地に戻れば良いなと思っている」と意欲満々。松竹代表取締役社長の迫本淳一氏も、「4社が結集して良い形で展開できる。歌舞伎を中心に、一般演劇も盛り上げていければと思う。世界中の人々が訪れてくれる街になればうれしい」と大きな期待を寄せていた。
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