ロサンゼルスの自転車専用レーンに、ハリウッドが反対
2013年6月21日 11:30

[映画.com ニュース] ロサンゼルスに出来た自転車専用レーンをめぐり、ハリウッドの映画界が反対運動を繰り広げていると、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
問題となっているのは、ロサンゼルスのダウンタウンにあるヒストリック・コアと呼ばれる地域で、「ブレードランナー」で使われたブラッドリー・ビルなど歴史的建造物が立ち並ぶことで知られる。ニューヨークの街並みとして使われることも多く、ロサンゼルスでも人気のロケ地だが、約20カ月前に敷かれた自転車専用レーンの影響で景観が台なしだと、エンタテインメント業界が批判している。
キーファー・サザーランド主演ドラマ「TOUCH/タッチ」のロケーション・マネジャーは、鮮やかな緑色のペンキを、「ショットが台無しだ」と批判。ドラマ「Scandal」のプロダクション・マネージャーも、「蛍光色の緑が建物や店舗、行き交う車にも反射してしまうんです」と不満を訴える。
こうした声を受けて、俳優組合や映画協会といったハリウッドの業界団体は市議会にペンキの色を落ち着いた色にするよう圧力を掛けているという。一方、自転車愛好家を支援する市民団体は、安全性を理由に鮮やかな緑色を維持するように訴えている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【私が次に観る映画は絶対にコレ】うおお…むちゃくちゃ面白そう――予告とあらすじだけで今すぐ観たい
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート