仏官邸唯一の女性料理人の実話を映画化 「大統領の料理人」9月公開
2013年6月16日 14:00

[映画.com ニュース] “フランス最後の国父”と称されるフランソワ・ミッテラン大統領に仕えた、仏官邸史上唯一の女性料理人の実話を映画化した「オート・キュイジーヌ(英題)」の邦題が「大統領の料理人」になり、9月に劇場公開されることが決定した。
デビュー作「恋愛小説ができるまで」(1990)で注目を集めたクリスチャン・バンサン監督が、ヒューマンドラマ「神々と男たち」(2010/グザビエ・ボーボワ監督)のエチエンヌ・コマールとともに脚本を手がけた本作。ミッテラン大統領のもとで働いたダニエル・デルプエシュ氏の体験をもとに、女性シェフの奮闘を描く。
片田舎のレストランを経営しているオルタンスは、ミッテラン大統領の指名によって官邸“エリゼ宮”のプライベートルームに迎えられる。オルタンスは、規律に縛られた男社会の厨房で孤立しながらも、ひたすらに料理の味を追求。やがて、オルタンスの情熱が冷え切っていた厨房を刺激していく。
「地上5センチの恋心」(2006)などで知られる女優カトリーヌ・フロが、あて書きして脚本を執筆したというバルサン監督のラブコールに応え、デルプエシュ氏と直接対面することで主人公オルタンスを演じた。キャスティングが難航したミッテラン大統領役は、小説家で哲学者のジャン・ドルメソンが抜てき。エリゼ宮での撮影に加え、現場には本物の厨房が用意され、パリのミシュランシェフや雑誌「ELLE」のフードスタイリストが監修で参加している。
「大統領の料理人」は、9月に全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ