「渡鬼」また復活!泉ピン子、満面の笑みで「スミマセン」
2013年5月3日 06:00
[映画.com ニュース] 橋田壽賀子氏作、TBS系の人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」が再び復活する。おととし秋、21年に及んだシリーズに幕を閉じたが、ファンの声に応え昨秋にスペシャルで復活。それでも終わらず、5月、6月にさらなる新作スペシャルの放送が決まった。
このほど都内の同局で行われた取材会で、メインキャストの泉ピン子は「いつも終わる終わるって言っておいて、またやっちゃってスミマセン」とペコリ。それでも久々の「渡鬼」が楽しくてしょうがないようで、満面の笑みだった。
「渡鬼」は不滅です――。1990年のスタートから23年、なお絶大な人気を誇るホームドラマ。泉と息子役えなりかずきが、その魅力を語った。泉は、おなじみの長ゼリフを覚えるのが大変だとボヤキ節を交えながら「ふつうのドラマと違ってやりがいがあるわ」、ドラマとともに育ったえなりは「自分の家に帰ってきたよう」。ドラマ世界と現実をごちゃまぜに話す2人を、石井ふく子プロデューサーは「本物の家族のようでしょう?」とニッコリ。
小料理屋「おかくら」の主人・岡倉大吉(宇津井健)と5人の娘の物語は、連続ドラマとして10シリーズ全500回を経て、孫世代の結婚や離婚にまで広がった。脚本の橋田氏も健在で、ファンが望む限りまだまだ続きそう。石井プロデューサーは「ホームドラマが難しい時代だけれど、家族の中の方が実はサスペンスがあって面白い。今回も家族のあり方を描きます」と力を込めた。
「渡る世間は鬼ばかり」2013二時間スペシャル・前後編は、TBS系で5月27日(月)と6月3日(月)に2週連続放送。ともに午後9時から。結婚して中華料理屋「幸楽」を出た眞(えなり)を心配した五月(泉)が出しゃばりすぎ、親子に溝ができてしまうさまなど、岡倉家の面々のその後を描く。
取材会では、泉がえなりに対し「(現実では)私が生きているうちには結婚はさせないからね。あんたは自分ひとりが好きだから結婚には向いていない。親よりも私がよく知っているんだから」と言い放ち、爆笑をさらっていた。(映画.com×文化通信.com)
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