松方弘樹、役作りで増量「毎日、若狭牛を食べた」
2013年3月30日 20:00

[映画.com ニュース]俳優の大和田伸也が3月30日、初めてメガホンをとった映画「恐竜を掘ろう」の初日舞台挨拶を東京・有楽町スバル座で行い「長年夢だった映画が、皆さんのお力と応援でついに完成した」と目を潤ませた。
舞台挨拶には大和田をはじめ、主演を務める松方弘樹、内山理名、鈴木砂羽が登壇し「特に松方さんには、助けていただき、またたくさんのことを教えていただいた。ますます大好きです」(大和田)。松方はさえない60代の主人公を演じ「衣装合わせで、監督から『何を着ても似合う』と言われて、こりゃまずいなと3~4キロ太りました。毎日、(舞台になった)福井名物の若狭牛を食べた」と役作りを振り返った。
大和田の生まれ故郷である福井を舞台に、悠々自適ながら孤独な毎日をおくる主人公・草介(松方)が恐竜の化石発掘を通して、人生を見つめ直す感動ドラマ。大和田の次男で俳優の大和田健介が共同脚本を手がけ「草介は私の分身。息子からはふだん私がどう見えるかアドバイスをもらい、役柄に反映させた」と親子ならではの共同作業を明かした。
映画には県立恐竜博物館や気比の松原、越前陶芸村といった福井の名所が、ふんだんに盛り込まれ「日本にこんなすばらしい恐竜博物館があるなんて、驚きました。それと撮影中は、毎日のように越前そばを食べていた。とても腰があって、気に入りました」(内山)、「私も恐竜博物館の迫力に感激しました。福井の食べ物も大好き。ソースカツや若狭牛が忘れられない」(鈴木)と女優陣はご当地の名所とグルメに大満足していた。
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