芦田愛菜ちゃん、最年少アカデミー候補の少女に英語でメッセージ!
2013年3月27日 17:33

[映画.com ニュース] 第85回アカデミー賞主演女優賞に最年少でノミネートを果たしたクワベンジャネ・ウォレスちゃんが3月27日、都内で行われた舞台挨拶に登壇。スペシャルゲストとして人気子役の芦田愛菜ちゃんが来場し、日米天才子役の競演が実現した。
“バスタブ”と呼ばれる沈みゆく島で暮らす、少女ハッシュ・パピーの視線を通して、生の輝きや社会の厳しい現実を描き出す。
クワベンジャネちゃんは、登場するとiPhoneを取り出し、画面を見ながら「こんにちは。クワベンジャネ・ウォレスです。今日はありがとう」と覚えたての日本語で挨拶し、観客のハートをガッチリとキャッチした。
最年少でのオスカーノミネートは世界中で大きな話題となったが、本人はアカデミー賞の存在すら知らなかったという。「授賞式の前にQ&Aがあって、いろんな人に会ったんだけど、『オスカーって誰? いつ紹介してくれるんだろう?』って思っていたわ(笑)。そこでオスカーが人ではなく、あの金色の像のことだと知らされて、いまでは“ゴールドマン”って呼んでいるの」と明かし、会場は笑いに包まれた。
現在9歳だが撮影時は6歳、オーディション時は5歳だったという。「6歳から9歳の女の子」というオーディションの条件にもかかわらず参加し、4000人の中から役を勝ち取った。「5歳だったけど何も言わずにオーディションを受けたら『また来てください』という連絡があって、それを何度か繰り返して決まったの。ドキドキしたし、とってもクレイジーな経験だったわ」と笑顔で振り返った。
そして、愛菜ちゃんが花束を手に登場。「アカデミー賞ノミネートおめでとうございます!」と笑顔で祝福した。ウォレスちゃんが「毎日、プレイせずにいられない好きな遊びは?」と聞くと、愛菜ちゃんは「学校ではお友だちと毎日、なわとびと鬼ごっこで遊んでいます」とニッコリ。すると、クワベンジャネちゃんも「私も好き。学校でいつも遊んでいるわ!」と嬉しそうに語るなど、短い時間の中で心を通わせていた。
愛菜ちゃんは「はっしゅぱぴー」と書かれた真っ赤なハッピをプレゼント。さらに、英語で「いまは桜の花がキレイな時期です。日本での滞在を楽しんで!」と英語でメッセージを送り、クワベンジャネちゃんを「ワオッ!!」と驚かせていた。
「ハッシュパピー バスタブ島の少女」は、4月20日から公開。
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