大谷澪&花井瑠美、映画初主演で大胆濡れ場「裸だからなんだ!」
2013年3月26日 19:40

[映画.com ニュース] 金子修介監督の最新作「ジェリー・フィッシュ」が3月26日、第5回沖縄国際映画祭コンペティションPeace部門で公式上映され、主演の大谷澪と花井瑠美、「ガレッジセール」の川田広樹、金子監督がメイン会場となる宜野湾の沖縄コンベンションセンターで舞台挨拶を行った。
同作は、竹中直人監督がメガホンをとった「自縄自縛の私」に続き、新潮社主宰の「女による女の為のR-18文学賞」作品の映画化第2弾。雛倉さりえ氏が16歳で発表した同名小説が原作で、思春期を迎えた少女たちの愛と嫉妬(しっと)の日々を透明感あふれるタッチで描く。主人公は、クラスで浮いている孤独な高校生・宮下夕紀と同級生の篠原叶子。夕紀は水族館のクラゲの水槽の前で叶子に声をかけられ、戸惑いながらも唇を重ねる。このキスがきっかけとなり、互いに心引かれ合うようになっていくが、叶子に恋人ができてしまう。
大谷は、昨年の第4回沖縄国際映画祭・地域発信型映画で、川田が主演した「ガマゴリ・ネバーアイランド」にヒロインとして出演したものの、別の撮影が入ったため同映画祭への参加がかなわなかったという。今作のオファーを受けた当時の心境に触れ、「事務所の人に『裸だよ』と言われたのですが、まったく抵抗はなかったんです。役者をするうえで通らなければいけない道だと感じたので、『やる』と即答しました。台本を読んで、どうしてもやりたいという気持ちが強くなりました」と語った。
3歳から21歳まで新体操選手として活躍し、東京女子体育大学時代には全日本新体操選手権大会で2連覇を果たしたことのある花井は「ケガで1年近く半身不随になったときに、たくさん映画を見て前向きになれたんです。1発目のオーディションがこの作品でしたし、女優になると決めた以上『裸だからなんだ!』と思った」と振り返る。撮了日には27時間かけて大谷とのラブシーンを撮影したそうで、「ずっと服を着ていない状態だったので、35時間くらいご飯を食べないようにしていたんです。集中力が高まってきて、『すごい! 人間を超えている!』と思いました」と笑みを浮かべた。
金子監督は、演出について「直接触れることはできないので、映っている2人を好きになることが重要ですね」と説明。体当たりの演技に挑んだ2人を優しい眼差(まなざ)しで見つめ、「これからも大谷澪と花井瑠美をよろしくお願いいたします」と客席に向かって頭を下げ、“親心”をのぞかせた。
第5回沖縄国際映画祭は、30日まで開催。
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