連ドラ初主演・本田翼「働く女子の恋愛バイブルになったら」
2013年3月21日 18:47
[映画.com ニュース] モデルで女優の本田翼が連続ドラマ初主演を務めた「午前3時の無法地帯」の完成披露試写会が3月21日、東京・新宿の東京モード学園で開催された。本田演じる主人公ももこが新人デザイナーということにちなみ、本田と共演のオダギリジョーが華やかにランウェイを練り歩き、会場を沸かせた。
原作は多くの女性に支持された、ねむようこ氏の人気コミック。イラストレーター志望のももこが、パチンコ専門のデザイン会社で必死に働きながら、恋に仕事に全力投球する姿をコミカルに描く。
本田は、初共演のオダギリに「クールで無口な印象があったけど、実際は朗らかに笑う方で優しい方なんだなって思った」とイメージとのギャップに驚いていた。一方、ももこが思いを寄せる“オトナの男”多賀谷役のオダギリは、本田の印象を「すごく元気いっぱい。周りをすごく気づかってくれて、僕は周りと仲良くしようという気持ちがないタイプなのですごく助かった。芝居を一生懸命やっている姿も、初心を忘れ去ってしまった僕からするとすごく勉強になった」と冗談まじりに称賛した。
女性の繊細な心理描写に定評のある山下敦弘監督と、新鋭・今泉力哉監督が共同で演出を担当。本田を何度も泣かせたという山下監督は、「僕のテーマとしては本田翼が、ももこが、いかに魅力的に見えるかということ。原作とは少し違った部分もあるので楽しんでほしい」とドラマ版のもつオリジナル要素をアピール。自主映画を中心に活動してきた今泉監督は、「今回は山下監督にお誘いいただき、こういう規模感でやれたことは新鮮だった。本田さんやオダギリさんはふだん芸能人としてテレビで見ている方たちなので、緊張しないように本人たちだと意識しないようにした」と話した。
本田は、念願のドラマ初主演に「必死にやらせていただいた。山下監督に泣かされたし、すごく悩んで相談してやっぱダメじゃんってなって。自分とももこがすごく重なって、思い入れのある作品に仕上がった。働く女子の恋愛バイブルになったらいいと思う」と達成感をかみ締めた。オダギリも、「原作に繊細な女性の心理が描かれていて、少年漫画ばかり読んでいた男としてはビックリ。恋に仕事に頑張る姿を見ていただきたい。1人の女性を2人の男性監督がどう描いたのかに注目」と語った。
「午前3時の無法地帯」はdビデオ&BeeTVで配信中。
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