江角マキコ、第2子妊娠中の松嶋尚美を称賛「世のお母さんに勇気」

あきやまただし氏の人気絵本を原作に、NHK Eテレで放送中のアニメ「はなかっぱ」初の劇場版。ある日、やまびこ村中のお母さんたちが蝶の戦士にさらわれてしまい、はなかっぱと仲間たちはポルという謎めいた男の子と一緒に、お母さんたちを助けるため冒険に出る。ミュージカル仕立ての短編「ザッツ・はなかっぱミュージカル　パンとごはん、どっちなの!?」も同時上映される。

江角は女王ヘレナ役のオファーを受け、「『はなかっぱ』は子どもたちに大人気なのでうれしかった。すでにできあがっている世界なのでそこに入るのは緊張したけど、楽しくやらせてもらった。冒険する気持ち、友だちとの絆、とても素晴らしい映画に仕上がった」と手応え。役どころは、「威厳をもった感じを意識。『やまびこ村の実りを我らのものに～』ってセリフがあるのだけど、これがとても言いにくい。車の中やキッチンでずっと練習していたけど、やっぱり本番でも何回もやった（笑）」と苦戦した様子だった。

王子の教育係・コノハ役を演じた松嶋は、「実は『はなかっぱ』を知らなくて、周りのリアクションが良かったので『あ、すごい仕事なんや。やる！』って決めた」とニヤリ。アフレコは、「いつもやり直しされるし、本番はとても難しい。だけどコノハのルックスがめっちゃ私だし、大阪弁だったので、キャラクター作らんでええやん、私でいこうって感じだった」とリラックス。アドリブを求められるも、「画面を追うのに必死だったので、そこまでの余裕はなかった」と苦笑いだった。

現在第2子を妊娠中の松嶋だが、「長男もいるし、お腹にも6カ月の子がいる。大人も感動できるものがあるので、ぜひお子様と一緒に見に行ってほしい。この映画が公開される頃には長男も『はなかっぱ』のこと分かると思うので、息子に自慢できる仕事になりそう」と胸を張った。すると江角も、「結構高齢（出産）なんですよ。世のお母さんに勇気を与えてくれている」と称えていた。

「映画はなかっぱ　花さけ！パッカ～ん♪　蝶の国の大冒険」は、4月12日から全国で公開。