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アカデミー賞授賞式の追悼コーナー枠をめぐり、故人の関係者が売り込み展開

2013年2月12日 22:00

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昨年6月に死去したノーラ・エフロン監督
昨年6月に死去したノーラ・エフロン監督
写真:ロイター/アフロ

[映画.com ニュース] アカデミー賞授賞式中継を鑑賞したことがあれば、“イン・メモリアル”という追悼コーナーがあることをご存じだろう。その年に他界した映画業界の有名人を偲ぶコーナーで、1994年の開始以来、毎年実施されている。

しかし、コーナーの時間が約3分と短く、30人程度しか紹介できないため、同賞を主催する映画芸術科学アカデミーは激しい売り込みを受けている、ニューヨーク・タイムズ紙は報じた。同紙によれば、確実に紹介されることになりそうなのは、アーネスト・ボーグナイン(俳優)、チャールズ・ダーニング(俳優)、ノーラ・エフロン(監督)、トニー・スコット(監督)、リチャード・ザナック(プロデューサー)、マービン・ハムリッシュ(音楽)だという。

その他の故人は、いずれも一般視聴者にはあまりなじみがないため、映画業界で働いた過去があれば誰が選ばれても不思議はない。そこで、故人の友人や広報が、イン・メモリアルに登場させようと躍起になっているのだという。

選考を行うのは、映画芸術科学アカデミー内に設置された委員会だが、外部や他のメンバーからの影響を受けないように、その名簿は公表されていない。

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