ショーン・ペン主演アクション大作「眠りなき狙撃者」に「96時間」モレル監督

［映画.com ニュース］　ショーン・ペン主演で仏ノワール作家ジャン＝パトリック・マンシェットの小説「眠りなき狙撃者（英題：Prone Gunman／仏題：La Position du tireur couche）」を映画化するプロジェクトの監督として、「96時間」のピエール・モレル監督が交渉中だと米ハリウッド・レポーターが報じた。

ペンは、引退を決意したプロの殺し屋（原作の名前はマルタン・テリエ）を演じる。アクション映画のプロデュースに定評のあるジョエル・シルバーが、自身のシルバー・ピクチャーズを通じて製作し、シリーズ化も視野に入れたアクションスリラー大作になるという。

2度のアカデミー賞主演男優賞に輝くペンだが、本格的なアクション大作に主演するのは本作が初めて。「96時間」で、当時50歳を過ぎていたリーアム・ニーソンをアクションヒーローへと変身させたモレル監督の手腕に期待がかかる。今春、ヨーロッパでのクランクインを予定。

なお、「眠りなき狙撃者」は、1982年にもアラン・ドロンとカトリーヌ・ドヌーブ主演で「最後の標的」（日本劇場未公開）として映画化されている。