板尾創路、濡れ場演じた水崎綾女の両親に「申し訳ありませんでした」
2013年1月26日 14:55

[映画.com ニュース] 元カリスマキャバクラ嬢・立花胡桃の自伝小説「ユダ 伝説のキャバ嬢『胡桃』」を映画化した「ユダ」が1月26日、東京の新宿ミラノで封切られ、主演の水崎綾女、青柳翔、板尾創路、原作の立花、大富いずみ監督らが初日舞台挨拶に立った。
女子高生の絵里香が新宿・歌舞伎町でNo.1キャバクラ嬢にのぼりつめ、欲望渦巻く夜の世界で男をコントロールしながら大金を稼いでいく姿を描く。3000人の応募者が集まったオーディションで“10キロダイエットすれば主演”という条件をクリアし、見事大役を射止めた水崎は「私は5人姉妹なのですが、今日は家族に見られている感じがしてドキドキ」と緊張気味に挨拶。立花は、「ようやく公開にこぎ着けて胸をなでおろしている。キャバクラを美化するつもりはない。夜の世界って怖いものだなと思っていただければしめたもの」と不敵な笑みを浮かべた。そして、「(水崎は)本当にダイエット頑張った。板尾さんは本当にキャバクラに通い詰めているんじゃないかというくらいのハマりぶりだった」とキャスト陣を称賛した。
絵里香にハマるVIP役の板尾は、劇中で水崎との際どい濡れ場を披露しており「今日はご両親がいらっしゃる? すみません、申し訳ありませんでした」と謝罪し、会場の笑いを誘っていた。水崎は板尾との絡みのシーンを振り返り、「早朝に撮ったので大変。監督がこだわっていたシーンで、板尾さんが演じてくださって良かった」とほほ笑んだ。すると板尾は、「監督が演出したから僕は言われた通りに動いただけ。ふだんの監督の私生活が見えた」と開き直り、大富監督はタジタジだった。
本作で監督デビューを果たした大富監督は、「すごくエネルギーあふれる原作なので、このエネルギーに負けないものを作らなければと頭を悩ませた。それらしいものを作るのではなく、映画『ユダ』にしかない輝きが詰まった作品になった」と胸を張った。“伝説のキャバ嬢総選挙”で全国No.1キャバクラ嬢に選ばれた茜まなみさんが花束贈呈に駆けつけ、水崎も「私は役作りとして自分の過去と向き合った。だから見た方もトラウマなど自分を許すきっかけの作品になれば。ご来店ありがとうございました!」と客席に深く一礼した。
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