J・J・エイブラムス、ランス・アームストロング氏の薬物疑惑を映画化
2013年1月22日 11:10

[映画.com ニュース] 薬物使用を告白し各界に衝撃を与えている元自転車ロードレース選手ランス・アームストロング氏の伝記映画を、J・J・エイブラムスがプロデュースすることになったと、Deadlineが報じた。
ハーパーコリンズ社から出版予定の暴露本「Cycle of Lies: The Fall Of Lance Armstrong」の映画化権を、パラマウント・ピクチャーズが獲得。同社とファーストルック契約を結ぶエイブラムスの制作会社バッドロボットが、映画化を手がけることになる。
「Cycle of Lies: The Fall Of Lance Armstrong」は、ニューヨーク・タイムズ紙のスポーツ記者ジュリエット・マーカーが執筆中。過去10年間にわたり、アームストロング氏に取材してきたことで知られている。
なお、アームストロング氏の伝記映画に関しては、ソニー・ピクチャーズが2006年から準備を開始。ツール・ド・フランスで前人未踏の7年連続優勝しただけでなく、がんとの壮絶な戦いや、がん患者支援のためのリストバンドLivestrongプロジェクトといったチャリティ活動など、現代を生きるヒーローとして映画化される予定だったが、ドーピング疑惑がささやかれるようになってから企画開発がストップしている。
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