田辺誠一、47年ぶり続編の「ネオ・ウルトラQ」を「いい気持ち悪さ楽しんで」
2013年1月9日 19:59

[映画.com ニュース]WOWOWの新特撮ドラマ「ネオ・ウルトラQ」(1月12日スタート、毎週土曜日午後9時)第1話の完成披露試写会が1月9日、都内のホールで行われ、主演の田辺誠一、尾上寛之、ナレーションを務めた長塚圭史が舞台挨拶に立った。
1966年に放送され、カネゴンやガラモンなどの人気怪獣を生み出した人気ドラマ「ウルトラQ」の47年ぶりの“セカンド・シーズン”として、WOWOWと円谷プロダクションが共同制作。田辺は、「伝説のドラマの続編に関われたことをうれしく思っています」と感慨深げな表情で語った。
田辺は出身が東京・世田谷区にある円谷プロの近くで、「小学生の時から円谷プロの倉庫やスタジオのセットで遊んでいた」という。特撮ものは初挑戦だったが、「怪獣を相手に目線や動きも完全な想像の世界だったので、やったことがない分、新鮮で面白かった。意外と自然に受けている自分がいた」と満足げだ。
一方の尾上は、前シリーズを見て「その時代の政治的背景や情勢が描かれていて、本当に50年も前の作品? と思った」と衝撃を受けた様子。「とにかく世界観がすごい。怪獣だけではなく、人間の怖さを描きたい、伝えたいと大事に作り上げたので楽しみにしてください」とPRに努めた。
前シリーズでは石坂浩二が務めたナレーションに挑んだ長塚は、「考えるといらないプレッシャーが生じるので、石坂さんを意識しないことを心がけた」と強調。さらに、石井岳龍、入江悠ら個性派の4監督が全12話を3話ずつ演出しているとあって、「それぞれの監督、作品で色合いが違ったので、監督の求めるものをいろいろ試しながら追求して作っていった刺激的な時間だった」と振り返った。
舞台挨拶には“ゲスト”として第2話に登場する洗濯怪獣ブレンザンも登場。なぜか長塚が演出する舞台への出演を直訴したが、「動けるの? もちはもち屋だから、洗濯をしていればいいんじゃない」とけんもほろろに断られ、落ち込んでいる姿が会場の笑いを誘っていた。
そして、田辺が「ウルトラマンは出てこないし、誰も解決してくれない。そういう“いい気持ち悪さ”が残る。Q&AのAがない状態なので、それを受け取って何だこれはという思いをジワジワ楽しんでもらえればうれしい」とアピールし、締めくくった。
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