ハリウッドからエンタメ職1万6000件が流出!
2012年11月26日 09:00

[映画.com ニュース] 米ロサンゼルスのエンタテインメント産業の職が、過去7年間で約1万6000件消失したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
ロサンゼルスでの経済開発活動を行うLos Angeles County Economic Develop Corp.(LACED)が独自に調査したレポートによれば、2004年にはロサンゼルス郡の娯楽業界に11万8200件あった仕事が、昨年は10万2100件と14%減少している。
これらの多くは税優遇措置を行う他州に流れており、04年から11年の間にジョージア州は800件、ニューヨーク州は1万4100件に増加。また、他州に先駆けて映画・テレビ撮影の誘致を02年にスタートさせたルイジアナ州は2200件増加している。
カリフォルニア州も遅ればせながら税優遇プログラムを開始しており、1年に1億ドル分の免税を行っている。最近、カリフォルニア州議会は同プログラムの2年延長を決定したばかりで、「映画・テレビ産業の発展にとって重大な意味を持ちます」とLACEDは高く評価している。
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