「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」続編製作へ？

写真：Album/アフロ

［映画.com ニュース］　2002年にサプライズヒットを記録したロマンチックコメディ「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」が公開から10周年を迎え、新たにブルーレイ化された。それを機に、脚本と主演を務めたニア・バルダロスが米Huffington Postのインタビューに答え、同作の続編の可能性について語った。

「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」は、ギリシャ人女性（バルダロス）が非ギリシャ人男性（ジョン・コーベット）と結婚しようとして巻き起こす騒動を描いたロマンチックコメディ。もとはバルダロスによる自伝的一人芝居で、それを気に入ったトム・ハンクスとリタ・ウィルソン夫妻が映画化をプロデュースした。製作費600万ドルで3億6900万ドルの興行収入を稼ぎ出し、昨年米CNBCが発表した「最も利益率の高い映画」の第1位にも選ばれている。

バルダロスは、続編の可能性を聞かれると「実は、あるのよ。本当に最近になって、続編について前向きに考え始めた」とコメント。そのきっかけは、10周年記念バージョン用の特典インタビューをコーベットとふたりでやった際に、あらためてお互いのケミストリーの良さを実感したことにあるという。この10年、街でも見知らぬ人々から「続編のアイデア」を聞かされ続け、またコーベットからも「脚本書いてよ」と言われ、実際に書いてみようと思っていると話した。

バルダロスは、最近ではハンクスとジュリア・ロバーツ主演作「幸せの教室」の脚本を、ハンクスと共同で執筆している。