無人島が舞台のホラー映画「行方不明」封切り、ロケ地は「言えない(笑)」
2012年11月11日 17:35

[映画.com ニュース] 無人島を舞台にしたフェイクドキュメンタリーホラー「行方不明」の初日舞台挨拶が11月10日、東京・オーディトリウム渋谷で行われ、主演の高田里穂、共演する木ノ本嶺浩とメガホンをとった川野浩司監督が登壇。「実際には無人島じゃないですけど、本当にサバイバルな撮影だった」(高田)、「とにかく過酷な撮影。天気も悪かったし、自然と追い詰められた」(木ノ本)と撮影を振り返った。具体的なロケ地は「忙しくって覚えていない」(川野監督)といい、関係者も「言えないです(笑)」と思わせぶりだった。
自主映画を撮影するため、無人島を訪れた映画同好会の学生たちが“島のおきて”を破ったことから恐怖に巻き込まれる。高田は自主映画の主演女優という設定で、本人役にチャレンジし「自分らしく、細かい部分まで演じた」。川野監督は「本人だから、演技指導することもなかった」と述懐し、「映画本編の9割は出演者本人が手持ちカメラで撮っている。みんな撮られ慣れているから、センスが良かった」とフェイクドキュメンタリーならではの演出を明かしていた。
脚本を手がけるのは、フジテレビ系の人気深夜番組「放送禁止」の企画・構成・演出を手がけた長江俊和で「目に見えたものがすべてじゃない仕掛けがある。ぜひ画面の隅々まで見てほしい」(川野監督)。高田は「初めての主演作で思い入れも強い作品。私たちが実際にカメラを持って撮影したので、よりリアルに恐怖が伝わるはず」とアピールし、木ノ本も「身近にいる人が怖くなる……。そんな恐怖を疑似体験してもらえれば」と話していた。
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