「仮面ライダーオーズ」の高田里穂、「放送禁止」作家の脚本作で映画初主演

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［映画.com ニュース］　特撮ドラマ「仮面ライダーオーズ／OOO」のヒロイン役で知られる現役女子高生女優の高田里穂が、フェイクドキュメンタリー「行方不明」で映画初主演を果たすことがわかった。

フジテレビ系の人気深夜番組「放送禁止」の企画、構成、演出を手がけた長江俊和が脚本を担当し、再びフェイクドキュメンタリーに挑む。長江は、中村蒼主演の「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」（2010）で監督を務めた経験を持ち、臨場感あふれるホラー描写に定評がある。

今作は、「ほしのふるまち」「ギャングスタ」の川野浩司監督のメガホンで、無人島のおきてを破った若者が巻き込まれる恐怖をリアルに描く。高田は本人役で出演し、木ノ本嶺浩、なだぎ武らが共演している。

若手女優の高田は、映画同好会に所属する大学生とともに映画撮影地の無人島を訪れる。同好会のメンバーは順調に撮影を完了させるが、何日待っても迎えの船はやってこない。携帯電話もつながらない閉ざされた環境のなか、里穂たちは日に日に不安をつのらせていく。そして、島を訪れてから6日後、ひとりが死体となって発見される。

あわせて公開された予告編は、偶然発見されたビデオテープの記録をもとに、若者が恐怖に突き落とされていく様子を映し出す。里穂たちのメッセージが吹きこまれた緊迫した映像を盛り込み、閉鎖された空間で精神的に追い詰められていく姿をリアルに描いた。

「行方不明」は、11月10日から東京・オーディトリウム渋谷でレイトショー公開。12月20日にDVDの発売も決定している。