長谷川博己「ドラキュラ伯爵か諸葛孔明を演じてみたい」
2012年10月26日 15:28
[映画.com ニュース] 俳優の長谷川博己が10月26日、ヒストリーチャンネルの新番組「MANKIND/人間史~わたしたちの物語~」のオープニングナレーターを務めることになり、都内で行われた制作会見に出席した。
米エミー賞を受賞した「AMERICA:(真実の物語)」を手がけた制作陣が、歴史的転換期をとり上げながら人類の文明史を解き明かすドキュメンタリー。年号を追うのではなく映画のような映像を盛り込むことで、世界史の臨場感を体感することができる番組を目指した。
長谷川は、現在収録を行っているそうで「(大学)受験も世界史を専攻していて世界史が好きだったので、このお話をいただいてすごくうれしかった。映像美とストーリーの展開が素晴らしく、声を入れるのも忘れてしまうくらい楽しませていただきました」とニッコリ。印象に残っている場面を問われると「リドリー・スコットの映画のようで、戦闘があったりドキュメンタリーなのにこんなに予算を使っていいのかと思ってしまう」とスケールの大きさに感嘆した。
学生時代から歴史好きだったという長谷川は、「昔から歴史の映画を見るのが好きだった。歴史を知ることで、さらに映画のことがわかるようになる」と持論を展開。2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で八重の最初の夫・川崎尚之助役を演じるが、世界史の人物では「ドラキュラ伯爵か、実在する人物だったら諸葛孔明を演じてみたい」と笑顔をのぞかせた。
2度目のナレーションに挑んだ長谷川は、「自分らしいナレーションをしたいと思うので、人のまねをしようと思っていない」と意欲をのぞかせた。そして「この作品を見ることで、歴史が流れていることをすごく感じた。今の日本も困難がありますけれど、歴史は必ず乗り越えているので、この番組から勇気をもらえると思う」とアピールした。
「MANKIND/人間史~わたしたちの物語~」は、11月16日から毎週金曜日午後9時から全12話で放送。
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