ワインスタイン、新作ドキュメンタリーでオバマ大統領に強力な援護射撃

2012年10月26日 15:28

写真：ロイター/アフロ

［映画.com ニュース］　11月6日（現地時間）の米大統領選挙が目前に迫るなか、米民主党支持者として知られるハーベイ・ワインスタインが、バラク・オバマ大統領に強力な援護射撃を行うことが明らかになった。

ニューヨーク・タイムズ紙によれば、配給会社ワインスタイン・カンパニーを率いるワインスタインは、ドキュメンタリー映画「SEAL Team Six: The Raid on Osama bin Laden」を米大統領選挙の2日前となる4日に全米放送。同作は、2011年5月に米海軍の特殊部隊が行ったビンラディン暗殺作戦を再現したドキュメンタリー映画。同社は今年5月にカンヌ映画祭で、250万ドルで買い付けた。

しかし、全米放送されるのは、ワインスタインの意向をうけて再編集が施されており、オバマ大統領の関与が強調されているという。強い大統領像をアピールすることで、共和党のミット・ロムニー候補に差をつける意図がありそうだ。「SEAL Team Six: The Raid on Osama bin Laden」は、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルで、11月4日に全米放送。