新井浩文&村上淳、共演作「赤い季節」の撮影秘話を明かす
2012年10月11日 12:30
今作は、ロックバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のチバユウスケによるソロプロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲から着想を得て製作された。亡き父親との確執を抱えた殺し屋の男・健が、暴力に満ちた日常から抜け出そうともがく姿を生々しく描く。若手ロックバンド「爆弾ジョニー」の新居延遼明、田口トモロヲ、永瀬正敏、風吹ジュンらが共演している。
音楽業界で活躍してきた能野監督は、今作で監督デビューを果たした。撮影中ははじめての現場に「最初3日間ぐらいタイミングがわからなかったみたい」(新井)と戸惑いもあったそうだが、「どのシーンもそうだけど強い絵を撮りたいと思った。強い絵をつなげば、強い映画ができると思った」とこだわった。
新井扮する健と対立する存在・アキラを演じた村上は、印象に残っているシーンを問われると「バイクガレージは映画や映像をやるときには地雷。リアルじゃないから難しい。(今作では)すごく良くできていた」と述懐。劇中で登場するバイクガレージは、セットではなく実際のカスタムショップで撮影を行ったそうで、「(激しい撮影を行っている側で)お店の人が不安そうな顔をしていた」(能野監督)、「借りてるんですよ。そこをボコボコにしているので、かわいそうになっちゃった」(新井)と撮影中のエピソードを明かした。
村上は、今作製作のきっかけとなったチバについて「ライブが格好いいから、他がダメでも。あれは俳優にはできないな。特にチバくんと(ミュージシャンで俳優の中村)達也くんは特別ですからね。格好良さの頂点にいる」と尊敬の念をのぞかせ、完成した作品についても「映画界からは生まれないアイデアとつくり方、青臭いエネルギーに満ちた映画になった」と自信をのぞかせた。一方の能野監督は、「映画をつくりたいと思って、いろいろな方々の協力があって完成した。映画ができて本当によかった」と感激もひとしおの様子。そして、「とても乱暴な映画です。いろいろな感じ方があると思うけれど、自由に感じてもらえれば」と笑顔をのぞかせた。
「赤い季節」は、10月13日から全国で公開。
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